39冊目は、葉山 透さん著『霊能者のお値段 お祓いコンサルタント 高橋健一事務所』の紹介です！
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書籍情報
出版社：幻冬舎
発売日：2018年10月10日
税込価格：￥660
言 語：日本語
ページ数：317ページ
ISBN-10：4344427963
ISBN-13：978-4344427969
発行形態：単行本
製 本：並製（ソフトカバー）
サイズ：15.1 x 10.1 x 1.3 cm
内容紹介
払わないなら、
Amazon.co.jp より
祓わない。
メガネ×スーツのドS霊能者が人と霊の謎を解き明かす。
「9S」「0能者ミナト」の著者によるエンタメミステリ
友人の除霊のため高校生の潤が訪れたお祓いコンサルタント事務所。
高い見積もりに驚く潤にスーツにメガネの所長・高橋は「これはビジネスだ」と言い放つ。
依頼を断念し霊能番組に出演した潤だが、イケメン霊能者ハルトのミスで霊に憑かれてしまう。
ハルトに連れて行かれたのはまたまた高橋の事務所だった――。
彼の高額な請求は正当か否か。
霊と人の謎を解き明かすエンタメミステリ。
書籍の目次
第一話
挿話 滝行のお値段
第二話
お祓いコンサルタント高橋健一事務所の一日
あとがき
レビューと感想
主人公の三田村潤は霊が見える、霊に触れるとその霊の記憶が浮かぶという特殊能力を持つ高校二年生で、七歳上の幼馴染、夏目鈴音が悪霊に取り憑かれたが、潤は鈴音の悪霊を取り払う能力は持ち合わせておらず途方に暮れていました。
そこで、横浜みなとみらい地区に事務所を構えるお祓いコンサルタント高橋健一の事務所に相談に行くことにしたが、その費用はなんと消費税込で216万とんで86円とボッタくりかと思わせる料金であることに加え、高橋は相手が高校生であろうが誰だろうがあくまでビジネスライクで一切料金をまけることはありません。
そんな高額な除霊のための費用を高校生が払えるはずもなく、偶然、カリスマスピリチュアリスト花坂ハルトが出演する『花坂ハルトの祓ってみせまshow！！』を見ていたところ、除霊の依頼者を募集しており、それに応募することにしました。
幸運にも花坂ハルトが鈴音の悪霊を退治してくれることになったが、それは花坂ハルトの手に負えるようなものではなく、花坂が向かった先は、自分で除霊ができない場合にたびたび訪れる高橋健一事務所でした。
夏目鈴音の悪霊退治から始まり、その後、三田村潤、花坂ハルトに高橋健一を加えた三人がさまざまな霊に立ち向かっていくストーリーとなっています。
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オススメ度
もちろんフィクションではありますが、フィクションであるがゆえにおもしろい読み物となっています。次はどういう展開が待っているのかと期待しながら一気に読めてしまう本です。
スピリチュアルカウンセラーによって書かれた実践的なスピリチュアル本やスピリチュアルというものについてしっかり考えることができる本も良いですが、たまには小説仕立てのこのような本もスピ本好きにはおすすめです。
読みやすさ ★★★★★
ユーモア ★★★★★
実践のしやすさ ☆☆☆☆☆
価 格 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★
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